【映画】バッドマン【感想】※ネタバレ注意
【映画】バットマン【感想】※ネタバレ注意
2019年10月公開、今話題の「JOKER」を観るにあたりその前にバットマン観なきゃ!と思いまして本日鑑賞しました。バットマンの敵ですもんね、JOKER。
バットマンってなにか特別な能力を授かったというよりは出所後の訓練だったりお父さんの会社が残した技術だったり身体は基本的に人間なのがすごいところ。相当鍛えたりしたんだろうなあ。スーツや車も自分で塗装したりマメだし器用なんだなあと思いました。
ブルース(バットマン)のお父さんが度々かっこよかった。「人はなんで落ちると思う?這い上がるためさ」と井戸に落ちたブルースを励ましたりオペラ鑑賞でコウモリの演出に恐怖を覚え外に出たい!と訴えるブルースの代わりに「わたしが出たいと言ったのさ、オペラは退屈でね」と母親の前で息子の体裁を保ったり。ほんとにいいお父さん。(この後殺されちゃうのが本当に切ない…)ブルースの祖父は奴隷だった人達を地下道から密かに逃がしたり、お父さんは自分の会社が倒産寸前になるまで貧困者を救済しようとしたり、ブルースの正義感は遺伝子レベルで受け継がれて来てるんだなあと思いました。
当初社長代理になっていたアールさん、死んだと思ってたブルースが戻ってきたので存在が邪魔だと思ったのか株主公開をして失脚させようとしてたようですがその株のほとんどを買い占めてたのもブルースだったのには感心です。執事のアルフレッド・ペニーワースが助言してたのかな?(めちゃくちゃ有能な執事さん)
初めは窓際部署のような開発部にいたフォックス(モーガン・フリーマン)が社長代理になったときアールに「君はクビだ、メモに書いておいたろ」と言い放ってたのが見ていて気持ちよかった(笑)初めはフォックスがアールに言われてた言葉ですよね。仕事でも大切なことを「メール送ったでしょ、見てないの?」と言われることがありますがそんな大切なことはせめてヒトコト言ってくれよ!(笑)って言いたくなるようなシーンだったので仕返しが出来て良かったです。あれくらい可愛いもんですよね。
幼馴染で検事補のレイチェル・ドーズがバッドマンをブルースだと気づいたシーンも好きです。
───人の心は分からない
けれど本性は行動に出る───
名前を名乗らなくても二人だけが交わしたこの会話で間接的に正体を明かすところはヒーローっぽくてかっこよかったし何だかロマンチックでした。こういうの大好きです。
そして最後、街の下水道に流し込んまれた幻覚剤のせいで街は一気にバイオハザード状態になりましたがバッドマンと警部補になったジェームズ・ゴートンさんの活躍でなんとかピンチは免れました。でもまだ悪は途絶えていないんですよね。ゴートンさんから渡されたのは一枚のトランプ。それは不吉の象徴であるジョーカーのカードでした(ああ!ここでジョーカーの存在が出てくるのね!と少し興奮しました)
JOKERを観るにあたってバッドマンを観始めたんですが一部のバッドマンではジョーカー自体は出てこないんですね。ダークナイト、早く観ないと!
どんな敵なのか楽しみです。